2月16日、ついに天空都市マチュピチュへ!!
この日は朝5時半のバスに乗ってマチュピチュへ向かうため、
5時前に起床。
むしろ興奮のあまり2時と3時くらいに起きてしまい、
マチュピチュに登り出す夢まで見る始末。
起きてまず窓を開けて外を確認した。
一番心配されるのは天気。雨期だがとりあえず雨は降っていなかった。
結構天気には恵まれる晴れ夫婦なので、雨期でも大丈夫なはず!
まだ暗い中、カオリさん以外の4人は朝一でマチュピチュへと向かった。
マチュピチュ村からマチュピチュへはバスで約20分程度。
朝5時半が最初の便になっていて、人が集まり次第随時バスが発進する。
マチュピチュ村から歩いてマチュピチュまで行くことも出来るが、
歩いて登ると1時間半くらいかかるらしい。(外人は何人か登ってた)
うちらは迷わずバスで移動。ワイナピチュ登頂があるため、
そんなところで体力を使っている場合じゃない。
バスはジグザグの山道をどんどん登って行く。
窓の外は霧に囲まれていて、かろうじて山の陰影が見える程度。
この霧がさらにミステリアスな雰囲気を醸し出してくるナイス演出。
そして、夜明けと共にどんどん期待が高まる中、
朝6時頃マチュピチュ入り口に到着!!
「マチュピチュ来た~!!!」
テンションが上がったせいで、軽く叫んでしまった。
最近やたらと流行の有料トイレ(何かと有料トイレが多い)を済ませ、
チケットとパスポートを提示し早速4人でマチュピチュへ入る。
うちら二人はワイナピチュ7時入り組、シンタ君は反対側のマチュピチュ山組、
アサミちゃんは翌日がワイナピチュ登頂とみんな違うので、進むと分かれることになる。
ーーーーーーーーーーーーここでちょっとプチ情報ーーーーーーーーーーーー
観光客が増えてきているため、実はマチュピチュにはちょこちょこ制限がある。
一応去年の夏くらいから、チケットは全てネット化。
(と言いつつ、実際はクスコの文科省?でも普通に購入可能。)
マチュピチュの一日の入場制限が2,000人。ワイナピチュはさらに少ない500人。
しかもワイナピチュは朝7時入り組と朝10時入り組の2組に分かれている。
ワイナピチュとはマチュピチュ遺跡の奥にある山のことで、
よく見る俯瞰のマチュピチュはここから撮られていることが多い。
山頂まで登るのに約45分。休憩を挟みながらで1時間弱。
急な斜面も多く、足を踏み外せば大怪我。毎年死者も何人か出てるらしい。
時間が遅くなる程人も増えてしまい、
雨期だとおそらく昼過ぎくらいから天気が崩れるように思う。
なので、ワイナピチュに登るなら、朝一のバスで向かい7時から登頂がオススメ。
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ついにマチュピチュ遺跡に足を踏み込み、最初のビューポイントに登ってみる。
やばい!!かっこ良すぎる!!
しかもマチュピチュにかかる霧がかっこいい!!
段々畑と丁寧に積み重ねられた石でできた遺跡。石と緑の対比。
遺跡にかかる霧が余計天空都市を想像させる。
こんな場所にこんなものがあることが不思議でならなかった。
インカ文明ナイス!
テンションを上げてはしゃいでも、標高が下がっているため、
クスコより全然楽だ。最初の景色を堪能した後、
4人はマチュピチュ遺跡の中で一番見晴らしのいい見張り小屋に向かった。
標高が下がってはいるが、石の階段を登りだすと多少疲れた。
マチュピチュにくる前からワイナピチュ登頂にあまり乗り気じゃないちぃは
この時点でさらにワイナピチュを諦め始める。
軽く息を切らしながら、見張り小屋に到着。
眼下に広がるマチュピチュ。
やっぱりかっこいい!!そして霧がかっこいい!!
ん、、、いや、霧がありすぎる!!もはや何も見えなくなってきた!!
霧いい加減にしてほしい。ほんと晴れて欲しい。
さっきまでの霧への気持ちとは180度変わってきた。
マジでそう思える程、遺跡自体全然見えなくなってきてしまっていた。
あまりの霧の多さに、テンションが若干落ちる4人。
と言ってもられないので、必ず晴れることを信じて、
4人はここでそれぞれの方向へ向かった。
ワイナピチュ登頂に俄然やる気を見せないちぃを連れて、
なんとかワイナピチュ方面へ進む。
途中、大量のリャマを発見。
ちぃのテンションが上がってきた!ナイスリャマ!
マチュピチュ遺跡の中には野生のリャマが結構生息している。
遺跡内にリャマの糞もちょこちょこあるくらいだ。
しばらく進むとワイナピチュ入り口に到着!
何故か受付の人が一人しかいないため、100人近い人が並んでいる。
遅い受付を済ませ、結局登り始めたのは8時くらい。
中に入ると、ワイナピチュ(Big)と
聞いたことのないフチュピチュ(Small)とかいう山の方向を示した看板がある。
それぞれの山で道が二つに分かれていた。
もちろんワイナピチュ方向に進みだすと、
「フチュピチュでよくない?」とテンションの低いちぃが言い出す。
ワイナピチュにやる気を出してないのは分かってはいたが、
まさかフチュピチュ(Small)登頂を目指しだすとは思わなかった。
でもとりあえず戻り、フチュピチュに向かう。(他の人は大体スルー)
Smallと書いてあるだけあって、10分もすれば微妙な頂上に到着した。
さすがのちぃもこのあっけなさでは、ワイナピチュに向かわざるをえない。
こうしてやっと向かいだしたワイナピチュ。
この時点では霧がまだ増える一方で周りは真っ白。
頂上の高さも全然分からないままひたすら登った。
しばらくすると、「頂上まで25min」の看板。
最初のイメージでワイナピチュ登頂の辛さのハードルを上げ過ぎたせいか、
登りだしてみるとそこまでじゃないことにちぃも気づきだした。
「タスマニアのクレイドルマウンテンの方がきつかったね」と言い出すちぃ。
やっとテンションを上げてきてくれた。
さすがに太った外人や、高齢の人はきつそうだったが、
それでもみんな頑張って登っている。
うちらも休憩をはさみながら、約1時間くらいで山頂に到着!!
マチュピチュが見えるであろうナイスな場所を確保し、
霧が晴れるのをオレオを食べながら待った。
待つこと約1時間。
霧が徐々に晴れ始め、雲の隙間から青空も微かに見えてきた。
霧に霞むマチュピチュがその姿を徐々に現す。
静かに、ゆっくりと、全貌が見えてきた。
まさに天空の城ラピュタ。
本当に幻想的できれいだった。
雨期だからこそ見える、霧から現れる幻想的なマチュピチュ。
昔からの憧れだったマチュピチュが自分の目の前にある。
感動のあまりそこからしばらく動けなかった。
その光景を十分に満喫し、ワイナピチュを下り始めると雨が降ってきた。
うちらが見れた奇跡の時間はほんの1時間もなかった。
やっぱりうちらは天気に恵まれている、
天気に感謝しながら雨の中の再び霧に覆われたマチュピチュを後にした。
入り口でみんなと合流し、マチュピチュからまたバスでマチュピチュ村に戻る。
マチュピチュ村に連泊するアサミちゃんとはここで別れた。
4人でまた行きと同様、インカレイルに揺られ、オリャンタイタンボから
コレクティーボでクスコに戻る。
コレクティーボで戻る途中、警察に止められ、運転手のおじさんが静かに連行
されていった。
あ、これは終わったかも、、、
そう思っていたが、10分程で普通に戻ってきて、普通に席についてまた進み始めた。
後は順調に進み、夕方クスコに無事到着。
うちらは翌日のプーノ行きのバスチケットを買うため、カオリさんと一緒にバスターミナルへ。
シンタ君はこの日の夜行でラパス行きなのでそのまま八幡に戻った。
無事プーノ行きのチケットをゲットし、
八幡に戻るとみんな共有スペースでまったりしていたので
そのままみんなで夕食を食べに行くことにした。
(アキさん、カツキさん、もう一人もここで合流)
お店はちぃがあまりのシャレオツっぷりに一目惚れしていたイタリアン。
クスコでは見かけない感じのお店だ。
味も期待以上の味で、
普段クスコであんまりうまいものに出会っていない分、
みんなのテンションも上がっていた。
南米や中米の旅の話題で盛り上がり、楽しいディナーだった。
クスコ最後の夜はシャレオツなイタリアンで締めくくることとなった。
翌日はクスコから長距離バスでチチカカ湖の湖畔の町プーノへと向かう。
それではまた写真のハイライトで、
バスからの風景
マチュピチュ入り口
ファーストビューポイント
見張り小屋&そこからの景色(霧濃過ぎ)
大量のリャマ
マチュピチュ内
ワイナピチュ入り口
フチュピチュ
ワイナピチュ頂上付近
ワイナピチュからのマチュピチュ
シャレオツイタリアン
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