2012/04/28

世界の美術館巡り 16





Museu Picasso

所在地 :バルセロナ
開館時間:火~日 10:00~20:00
入場料 :大人9ユーロ / 学生6ユーロ(25歳以下)
評価  :★★★★☆

コメント
・石造りのちょっと意外な外観の美術館
・ピカソの幼少期からの作品やイラストレーター時代の作品が展示されているので面白い
・コラージュを最初に始めたのも実はピカソらしい
・写真撮影不可





世界の美術館巡り 15





MACBA(Museu d'Art Contemporani de Barcelona)

所在地 :バルセロナ
開館時間:月・水~金 11:00~19:30 / 土 10:00~20:00 / 日・祝日 10:00~15:00
入場料 :大人8ユーロ / 学生6.5ユーロ
評価  :★★★★☆

コメント
・美術館はアメリカの建築家リチャード・マイヤーによるもの、モダンな造りできれい
・20世紀後半の現代アートが中心に展示されている
・新進気鋭のアーティストや多ジャンルの作品が楽しめる
・本屋「LA CENTRAL」がついているのも良かった
・写真撮影不可











世界の美術館巡り 14





Museo de Santa Cruz

所在地 :トレド(スペイン)
開館時間:月~土 10:00~18:30 / 日 10:00~14:00
入場料 :無料
評価  :★★☆☆☆

コメント
・昔病院だった建物を美術館にしていて、建物自体や白階段・中庭がきれい
・16~17世紀の絵画が中心に展示されている
・El Grecoの絵も多数展示
・写真撮影可













2012/04/27

ウォール街の女





アメリカ金融・経済の中心地「ウォール街」。
ニューヨーク証券取引所や主要な金融機関など巨大なビルが軒を連ね、
フェデラル・ホールやトリニティ教会など歴史的な建築物もある、
最初に思い描いていたTHEニューヨークな街並が「ウォール街」だ。
(アメリカ同時多発テロ事件の報道の過程で、テロの標的となったニューヨークの
ワールドトレードセンター(WTC)が倒壊した跡地「グラウンドゼロ」があることでも有名。)

この「ウォール街」で働いている女性がニューヨーク再会企画第7弾のお相手。
ちぃのイタリア留学中のルームメイトだったシンディだ。
現在ブルックリン在住の26歳。
最初に再会した日は地元ブルックリンを案内してもらい、家にも少し上がらせてもらった。
ブルックリンはマンハッタンから地下鉄で20分もあれば着く程の距離。
マンハッタンに比べ、マンションや地元のカフェ、小洒落た雑貨屋などもっと生活感のある街並だ。
ブランチの後にコーヒーがおいしいカフェや、面白い雑貨屋、移動するギャラリーを巡り、
次はウォール街でのランチを約束し夕方くらいに別れた。

4月9日、
シンディとのランチのため12時目指しでウォール街に向け地下鉄に乗り込む。
駅を降りると巨大なビルばかり。ニューヨーク証券取引所や大手銀行、大手一流企業。
まさにニューヨークの金融・経済の象徴といった感じで、
有名なウォールストリートの辺りは観光客とスーツを着た働く人々の姿で溢れていた。
スーツ姿で颯爽と行き交う人々を見ながら、
こんなところでシンディは働いているのかと思うと、少し信じられなかった。
ウォールストリートでシンディと合流し、ランチへ。
ビジネス街のため、サラリーマン・OL用のランチのお店も多い。(値段はちょっと高め)
ちょうどお昼時なのでお店のテラスや広場でランチを食べている人も多かった。
シンディオススメのお店に入り、ランチタイム。
イタリア留学時代や世界一周の話などで盛り上がった。
仕事のお昼休憩を利用して付き合ってもらったので、1時間程でシンディとはお別れ。
ウォール街に消えて行く姿はエリートキャリアウーマンそのものだった。

ランチの後は、ニューヨークに来たからにはとりあえず見とかないと行けないTHE観光名所に向かう。
ニューヨークの分かりやすい象徴であり、お台場でもよく見かける「自由の女神」だ。
と言ってもそんなにガッツリ見たい訳でもなかったので、
タダでそこそこ見えるというスタテンアイランド行きの大型フェリーでチラ見することにした。
(スタテンアイランドの住人達の足として利用され、30分毎の運行で片道約30分)
フェリー乗り場へはウォールストリートからは歩いて20分程度。
乗り場で待っている人達の中には独特のスタイルを持つユダヤ教の人達の姿が多かった。
黒スーツに黒帽子、そして長く伸びたもみあげ。
子供達ももみあげを長く伸ばし、それ以外は短く刈り上げている。
イスラエルやニューヨークに多くいる超正統派の敬虔なユダヤ教信者の人達だ。
ニューヨークには多くいると聞いてはいたが、他の地区にいる時にはそれほど目にしなかった。
ユダヤ教の知識が全くないうちらにとっては、興味深く、単純にかっこいいと思ってしまうような姿。
スタテンアイランドや、偶然行くことになったマンハッタンとブルックリンの間にある島など、
そういった所にも多く住んでいるのかもしれない。
そうこうしているうちにフェリーはスタテンアイランドに向けて出発。
しばらく進んだ所で、デッキに降りて自由の女神が近づくのを待つ。
出発して5分10分で遠くの方に見えてきた自由の女神。

おっ、自由の女神じゃん!

これといって深く感動するものではなかったが、とりあえず写真に収めてひとまず満足。
スタテンアイランドに到着してもそのまま帰りのフェリーに乗って戻ってきた。

この後は、ウォール街をちょっと散策。
イサム・ノグチの「レッド・キューブ」や「グラウンドゼロ」。
グラウンドゼロ(跡地)には人口池が作られ、そのすぐそばには新たな高層ビルが建設中。
近くにはテロにより亡くなった消防士の方達の一人一人の顔写真と名前や、
当時の消火活動の様子を描いた銅板などが飾られていた。


ニューヨーク編はこれで最後、この後はついにヨーロッパに向かいます。

約1ヶ月も滞在していたアメリカ。
中南米の後のアメリカはめちゃめちゃ都会に感じました。
街はきれいだし、欲しいものは何でも揃ってるし、トイレの紙も流せるし。
旅というよりは完全に観光。(ちぃの英会話能力にも大分頼ってしまった、、、)
全く訳の分からない環境に身を置くというドキドキ感やワクワク感は薄いけど、
その分大きな目的の一つである美術館巡り、アート・デザイン巡りはかなり勉強になった。

アート・デザイン・ファッション・ミュージカル・ジャズ・カフェ・雑貨。
何を見ても聴いても触れても全部が刺激的で、日本にはないものが多かった。
「これ日本にあったら絶対流行るでしょ」とか「こういうのが何で日本にないんだ」とか
「じゃあ、作るしかないか」とか二人でよく話してた。
アメリカに来てから、ホントに色々考えさせられる毎日。
仕事している時とはまた全然違う感覚。
これからの二人の未来を考えていくにも、
この一年がホントに貴重な時間になるんだろうなと感じたアメリカでした。


4月16日からはスペイン!
ヨーロッパ編に入ります。

それではニューヨークのハイライトを写真で



ウォールストリート



トリニティ教会




シンディランチ(ウォール街+ブルックリン)


移動式ギャラリー





フェリーとユダヤ教の方



フェリーからの景色と自由の女神


レッド・キューブ






グラウンドゼロ周辺






夜景


ダコタハウス(ジョン・レノンとヨーコ・オノが住んでいたマンション)






セントラルパーク


ホテルチェルシー(シド・ヴィシャスが恋人を殺したとされるホテル)











ニューヨークなんかいい感じ特集