2012/02/22

残念、ウロス島!






2/18 朝8:30の2階建てバスで、クスコからバスでプーノへ向かう。
途中標高4335mの地点を通過する&約7時間のドライブというから2人とも酔い止めを飲んで臨む。
このバスは、1人30ソル (1200円くらい)で、トイレも付いてて(小しかしちゃいけいないらしいけど) 比較的快適でした♪ 途中、めっちゃ暑かったけど、開けられる窓が天井のちょこっと開くやつだけだったので温度調節が出来ませんでした。
思いのほか道はキレイに舗装されていてそんなに揺れたりしなかったので、酔い止めは必要なかったかも。この後待ち構えているラパス➡ウユニ間は、めっちゃ悪路との噂なので、、(やだなー。。) そこでは酔い止めマストですね!!

プーノは、あの有名なチチカカ湖の畔にある標高3800mの街。
チチカカ湖に浮くウロス島を見てみたかったのと、クスコ➡ラパスまで直で行くと10~12時間かかるという話だったので、中間で一休みするのにちょうど良いかな~と思ってストップしてみました。

実際うちらは、クスコ➡プーノ 7時間、プーノ➡ラパス 10時間くらいかかったので、ストップして良かったな~と思いました☆

着いたときは2人とも頭痛で、とりあえず調べておいたマンコ カパック インというホステルにタクシーで直行&まあまあキレイそうだったので、速攻チェックインして休憩。
標高高いせいか、移動の疲れか分からないけど移動日は頭痛がきます。。寝て起きると直るんだけど。
とりあえず、明日のウロス島フェリー見学ツアーを予約して、近くのチキン屋さんでチキンスープ(ちょー美味しかった♡)を飲んで早めに就寝。

次の朝はあいにくの雨でしたが、いざ、予約していたチチカカ湖ツアーへ!!
9:00にホテルまでピックアップに来てくれるというので、9:00ちょっと前にフロント横のソファーに座って待つ。
ふと外を見ると、予約していた"INKA TOUR"と書いてあるミニバンが!
もしや、あれ!?
急いで外に出てみるとちょうどその車は行ってしまった。。

INKA TOURにも他の島に行くツアーもあったし、うちらのじゃなかったのかな、、
さすがに呼びに来てくれるはずだもんね、、
まだ9:00ジャストだし、、

フロントに戻ってみると、日本人の女の子が1人座っていた。
聞くとその子も9:00のピックアップを待っているという。
おーー、良かった。やっぱあれじゃなかったんだ!
でもよく聞くとその子はINKA TOURじゃなく、他のツアーらしい。。
ちょっとすると、その子のツアー会社の女の人がピックアップに来た。
やばい!!と思ったうちらは、フロントのおじさんに必死に訴える。
おじさんは英語分かんないみたいだったけど、すぐに状況を察してくれて、そのツアー会社の女の人に空席あったらこの子たちも乗っけてってくれ!と言ってくれた。
運良く席は空いていたみたいで、ちゃっかり乗せてもらってフェリー乗り場まで行く。

やっぱ、うちらさっきのミニバンに置いてかれたんだ。。

予約確認のバウチャーをよく見てみると、ホテルピックアップ「8:45~9:00」って書いてあった。昨日予約してくれたおじさん何回も「9:00にここね!!」って言ってたのに。。
どうやらうちらがいなくてミニバンも行っちゃったっぽいです。
スペイン語もうちょい分かればなぁ~。。

と思っているうちに、フェリー乗り場に到着!!
とりあえずダッシュでINKA TOURのフェリーを探す。
バウチャーをおばちゃんに見せたら、あっち!!と指を指され、もう1組遅れて来て急かされてるっぽいカップルと一緒にフェリーへ乗り込む。

せーーーーふ!!
フェリーは満席で、ギリギリ4席空いてた。(と言うか、空けてもらった。)
うちらを待っててくれてた訳じゃないっぽいけど、とりあえず間に合って良かった~♪

もう1組のカップルは偶然にも日本人カップルで、奥さんがスペイン語ペラペラ!!
一応ツアーのガイドさんが、スペイン語の説明の後、英語でも話してくれてたんだけど、なまりが強すぎて全然何言ってるのか分からなかったので、色々訳して頂きとっても助かりました♡

肝心のツアーはというと、ハッキリ言ってあんまし面白くなかった。。
けど、かなり興味深い体験ではありました!

雨降ってたし、この旅一番寒かったというのもあったと思うけど、
ウロス島上陸したら「トトラ」と呼ばれる葦で作った家がいくつか建ってて、それをどこでも好きに訪問して良いですよ~と言われ、行ってみると家の人が手作りの民芸品を沢山並べて説明&販売をしてくる。
次の家に行っても同じ。その次も、その次も。。売ってるのも一緒だし。
うちらはすぐ飽きちゃって、フェリーに戻って座ってると、1人5ソル(200円くらい)で葦で作った小さいボート(10人くらい乗れるやつ)に乗って次の浮き島まで行ってくれると言う。せっかくなので行ってみた。
雨降ってるせいか、ブルーシートを被せたまま出発。

これじゃ全然景色見えないよ!!

スペイン語ペラペラな奥様がシートどけて欲しいとスペイン語で言ってくれると、おじさんが雨をうちらにめっちゃ掛けながらシートを畳んでくれた。ちょっと雨も弱まってきたけど、とりあえずつめたいし寒い!!
途中、少年2人が唄を歌いだした。
1曲目は現地の唄?で、2曲目はなんと、日本語の「チューリップの歌」を歌いだした!
そんなに上手い訳じゃなかったけど、日本人一同おぉ~と拍手。
嫌な予感はしていたけど、歌い終わるとやはりチップをくれ、と言う。
めっちゃ手を差し伸べてくるので、1ソルあげた。
チップをくれた皆さんに対して、

ムチャス グラシアス!
ムチャス グラシアス!

ちょー棒読みのThank you very much!を言って少年たちは去って行った。

小さいボートは次の浮き島に着く。
なんとそこにはレストランがあって、ここで食べろ的な自由時間をもらう。
結構他の観光客は魚料理や飲み物など普通に頼んでいたけど、うちらはあまり衛生面的にここで食べる気にはならず、とりあえず寒いのでコーヒーでも頼んでみるかと頼むも、お店の人が忙しさのあまりテンパってて結局コーヒーは出てこなかった。笑

そもそもこの浮き島は本当に不思議で、葦で作った島に2000人もの人が住んでいる。
水は湖の水を濾過して飲んだり、魚を釣って食べたり、浮き島がいくつかある中で互いに食料や民芸品など物々交換したりして生活しているらしい。
病院や小学校、中学校まである。高校からは、プーノに行くみたいだけど。
それと、フジモリ大統領がこの地域に支援をしてソーラーパネルが入り、電気が使えるようになったと言っていた。それまでは、電気もなかったのか。。
葦は日に日に沈んでいくので、15日ごとに新しい葦を積み重ねていかないといけないらしい。さっき乗った小さいボートは1年、家は3年くらい保つと言っていた。

明らかに住みにくいこの地によくこんなに沢山の人が住んで生活をしているなぁ~と思った。

プーノから見るチチカカ湖は、浮き島のせいか、普通に草が生えているせいか、琵琶湖の22倍ある湖には見えない。船も沢山停泊してるし、湖というよりも港町に来たみたいな感覚になった。浮き島に豚が沢山いたのも何とも不思議な絵だった。

夜夕飯を食べ終わって外に出てみると、何やら軽快なリズムとともにおじさん、おばさんが踊り歩いて来た。
リオのカーニバルもオルーロのフェスティバルもちょうどこの時期♪
みんなテキトーに陽気に踊って笛吹いています。


翌日は、朝からラパスに向かいます!
いよいよ4カ国目のボリビアに突入です!!

では、恒例のハイライト写真をどうぞ♪


バス移動途中、小さい町に止まる。みんなトウモロコシを買い食い。


ウロス島

家の中


本当に葦を乗っけてるだけ!

ブルーシート掛けたまま小さいボートは出発

民芸品

浮き島のレストラン



チチカカ湖

湖なのに港みたい!

足こぎボートが沢山。中には怪しげなドナルドも。。

プーノの卵屋さん。店の中まで卵がみっちり!

プーノの本屋さん。本の並べ方が面白い



突然始まったお祭り♪


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