ー 7月19~20日 ー
7月19日、
一泊だけしたヴェローナを後にし、次は水の都ヴェネツィアに向け出発。
(ヴェローナの駅のマックで食べた
イタリア限定パルミジャーノチーズと肉のサンドがうまかった。)
そして約半年間お世話になった愛靴「joya」ともここでお別れ。
昨日衝動を抑えられず買ってしまった靴を入れるスペースがないため、
なんと靴を交代しないといけなくなってしまった。
まぁ、薄々分かってはいたんだけど、、、
とりあえず宿のタンスの横にきれいに添えるjoya。
ありがとうjoya。そのあり得ない程の柔らかさに大分楽させてもらいました。
ボリビアでは人生初の靴磨きも体験出来たし。
ちょっと蒸して暑かったけど、ありがとう。
ヴェネツィアまでは列車で約一時間半。
窓の桟のあたりから微かに流れ出る冷風に精一杯体を寄せながら耐える移動。
それ程車内はあり得ない程の激アツっぷりだった。
なんとか絶えきり、駅を降りると早速目の前を通る運河。
運河を進む船にゴンドラ、
運河沿いにはヴァポレットと呼ばれる水上バスの駅が設けられている。
一際観光客が多いせいか水の都ヴェネツィアは活気に満ちあふれているように見えた。
宿のチェックインを済ませると早速散策。
ちょうど良い感じに古い街並と間を縫う運河。
仮面のお店やレストラン、カフェやかわいいショップも多い。
どこを撮っても絵になり、
街歩きするにはどこを歩いても見ているだけで楽しい街だ。
ということで、地図は一切見ないでひたすら迷う事にしてみた。
迷いながらもとりあえず人気スポットであるリアルト橋に到着。
橋から見渡す大運河の街並はなんとも絵になる景色だ。
また辺りを見渡すとさすがの観光客の数。オンシーズンのせいなのか、
面積があまりないせいなのか、今までで一番観光客が多いように感じた。
ここからは地図を頼りに目的地であるサン・マルコ広場へ。
サン・マルコ広場はヴェネツィアの中心であり、
正面にサン・マルコ寺院、左右に時計塔と大鐘楼がそびえる長方形の広場。
ナポレオンが「世界で最も美しい空間」と言ったとか。
イタリアの広場はなんかしろ色々な呼び方をされるところが多い。
向かう途中ここでもあらかじめ調べておいたVenchiを食べ、
広場に到着すると、確かに美しかった。
サン・マルコ寺院の正面のレリーフが豪華で形も面白い。
しばらく散策した後は、ヴェネツィアの名物であるイカスミパスタを食べに、
ネットで評判の良かったレストラン「OSTARIA al DIAVOLO e l' AQUASANTA」へ。
リアルト橋付近にあるのだが、抜ける小道が何もなさ過ぎて一度通り過ぎてしまった。
中に入ると早速イカスミパスタと、イワシと玉葱のパスタ、ムール貝の酒蒸しを注文。
出てきたパスタはどちらも美味しかったのだが、
一番印象に残ったのはデザートの、チョコレートソースが掛かったパンナコッタ。
とろけるような食感とチョコレートソースのほろ苦い濃厚な味がたまらなかった。
食後も帰り道はプラプラ散策。
途中リアルに迷子になりかけたので、何度も街の人に道を尋ねながら宿へと戻った。
7月20日、
今日はヴァポレットの半日券を購入し、島散策。
チケットを購入するために中央駅の前のチケット売り場に行くとなんだか人でごった返していた。
インフォのおばちゃんに聞くと、どうやら今日の午前中はストライキらしい。
マジか、、、
午前中だけとか、完全に休みたいだけじゃん。
相変わらずストライキをよくかましてくるイタリア。
鉄道やバスのストライキも事前に街の人は知っていたりするし、
あらかじめ告知して計画的に行われるのだろうか。
行われる日は金曜か月曜が多いというからただ3連休を作りたいだけなのか。
しかしストライキが当たり前のように行われていることが面白い。
おばちゃんが言うには反対の港は運行しているらしいので、島へはそちら側から行く事にした。
昨日行っていない道を散策しながら反対側の港へ到着。
ヴェネツィアはどこを通ってもお店が多くて面白い。
ヴァポレットに乗りまず向かった島は
ヴェネツィアンガラスの島と言われる「ムラーノ島」。
もともとはヴェネツィア本島で行われていたガラス工芸だが、技術の流出を防ぐ為に、
政府の命によりガラス職人と家族もろともこの島に移住させられたらしい。
ヴァポレットに気持ちよく揺られながら、ほどなくしてムラーノ島に到着。
一本の運河をまたいで両脇にはヴェネツィアンガラスの店が並んでいる。
色彩のキレイなガラスは見ているだけで面白かった。
しばらくプラプラした後はサンドイッチで昼を済ませ、
お次ぎはレース編みで有名な「ブラーノ島」へ。
一文字違いなところがちょっとややこしい。
ムラーノ島からブラーノ島へ到着すると、早速レースのお店が並ぶ。
しかしそれ以上に見応えがあるのが、カラフルな家並みだ。
海から自分の家を見分けるために実にカラフルに塗られている家。
全体の色の調子も整っていて面白いくらいにかわいい。
家同士で色を話し合って決めているのだろうか。
そうじゃないとおかしいくらいにうまいこと配色されている。
今までカラフルな街を見たことはあったが、ここはダントツ一位のカラフルっぷり。
ただ歩いているだけで楽しかった。
二つの島を回った後は本島に戻り宿の近くのレストランで夕食。
近くのコーヒー屋でカプチーノを飲んでから宿へと戻った。
本格的なカプチーノが一杯たったの100円ちょっと。
立ち飲みスタイルでスッと飲んでサッと帰れるのもうれしい。
駆け足で巡ったヴェネツィアも今日で終了。
明日からは楽しみにしていたクルージング7泊8日の旅がスタートする。
やばい、楽しみ過ぎる。
それでは写真のハイライトで。
ありがとうjoya
ヴェネツィアの街並
サン・マルコ広場
ディナー
ムラーノ島
ブラーノ島
0 件のコメント:
コメントを投稿