ーーーーーーーーーーーーーー長岡花火大会の続きーーーーーーーーーーーーーー
散った時の直径が約900mに及ぶ三尺玉も上がり、
新潟復興を願う花火「フェニックス」が警報と共に開始された。
(お年寄りの人にとってみればこの合図は過去を思い出してしまうため嫌らしい。)
第一次世界大戦によりただの焼け平野となってしまった新潟。
そして復興後2004年に起きてしまった、新潟県中越地震。
そんな絶望的な状況に陥っても「何度でも立ち上がるんだ」
という人々の復興への強い思いを不死鳥の姿で表現した花火がフェニックスだ。
尺玉(10号)花火が10箇所の打ち上げ場所から
平原綾香のデビュー曲『Jupiter』に合わせて打ち上げられる。
なんとその総延長は2kmにも及ぶらしい。(回を重ねるごとにどんどん増えていってる)
まさに圧巻。
長岡花火大会を見終えると東京に戻り、ついに灯連初めての営業となる、
8月4日「清瀬南口ふれあいロード夏祭り」。
うちらにとっては帰国早々の久しぶりとなる祭りだ。
高円寺の前にもこういった目標になるお祭りがあるとありがたい。
開始直前にスコールが来た時には天気が心配になったが、
本番開始の合図が鳴る頃には雨もあがっていた。
待ち時間がなかったため休憩をとらず一度に踊りきる商店街。
初めて輪踊りを経験するメンバーが多い中、
練習の成果を出し切り存分に楽しむ事ができた。
お祭りが終わるといつもの中華料理屋で打ち上げ。
やっぱりいつものメンバーで過ごす時間は楽しい。
清瀬の翌日はパリ出張から帰って来るKを迎えに朝6時から成田に向け出発。
日本に帰ってきてからハードな日々が続いている。
成田に到着すると、一際派手なおじさんが到着ロビーから姿を現した。
これがまさかのオリンピックおじさん!
あのいつもオリンピックになると必ずテレビに映ってくるおじさんだった。
Kの迎えに来たはずがもはやオリンピックおじさんに夢中のうちら。
とりあえず写真を撮ってもらってから、Kを無事迎えることができた。
それからはお互いの家族との食事や南米であった友人との再会。
灯連メンバーとのランチや観たかった「テルマエロマエ」、代官山TSUTAYAに行くなど
めまぐるしく時は流れていった。
そして8月11日、楽しみにしていた日がやってきた。
それは「灯メンバーで行くSプロデュース徳島阿波踊りの旅!」
これはもううちらが世界一周に旅立つ前から企画が始まり、
宿も抑えていたという念の入りっぷり。
それほど事前に抑えておかなければ徳島阿波踊りの日にちに徳島に宿を取る事は難しい。
あとは徳島通のSによるプロデュースと食事は食べログ番長ことTの活躍により
今回の徳島阿波踊りツアーが行われることになった。
本場徳島の阿波踊りに触れ、踊り、鳴りもの共に、
技術・知識・阿波熱を高めることを目的としたこのツアーに集まったメンバーは15人以上。
うちらの予想を超える数の熱い若者メンバーが見事に揃った。
行きたくても行けなかったメンバーはホントに残念だったが、
とにかく最高に楽しかったこの徳島阿波踊りツアー。
初日は早朝から新幹線に乗りまず大阪へ。
ここでは関西ならではのお笑いとたこ焼き、お好み焼きを堪能。
大阪からバスで徳島へと移動するとホテルのチェックインを済ませ、
タクシーに乗りすぐに「アステイとくしま」へ。
この会場で、うちらが徳島で一番観たかったものが今日行われる。
阿波おどり振興協会と徳島県阿波踊り協会所属の有名連との合同演舞による
「選抜阿波踊り 前夜祭」
一昨年徳島を訪れ、平日のためこれが観れなかったうちらにとっては、
これを観る為に徳島に来たといっても過言ではなかった。
どうしてもこれだけは生でこの目で観てみたかった。
トップレベルの踊り、音、構成、演出。
まさに期待通りの激アツな舞台を観る事ができた。
そしてうちら以上に盛り上がりを見せる徳島初メンバー。
今まで見たことのない舞台に興奮が冷めない。
それだけでここに来れた価値があった。
阿波踊りの可能性の幅の広さを知れたことはホントに大きい。
自分も徳島の舞台のビデオを初めて見た時に阿波踊りはここまでかっこよくできるのか、
と感動したのが今のモチベーションに繋がっている。
踊りも音もどこまでも進化することができる阿波踊り。
それを実感させてくれる最高の舞台がこの前夜祭だ。
残念ながら食べログ番長と、
一日中ドライブをすることになってしまったKは観れなかったけど、、、
前夜祭後に二人とは合流。
次は是非一緒に観たい。
しかもKとの合流はほぼ夜中の12時。
まさかの一日中ドライブという可哀想な事態にうちらも驚いたが、
とりあえずそのまま徳島の飲み屋で2時間程飲む事にした。
翌日、Sプロデューサーの大好きな眉山にまず登り、
次は徳島名物徳島ラーメン。
食べ終わると阿波踊り会館とテクニカルファクトリーへと足を運んだ。
夕方にCと合流すると、お次ぎは徳島市立文化センターで舞台鑑賞。
ここでは昨日前夜祭を観れなかった二人もちゃんと観る事ができた。
舞台でテンションを上げた後は通りで行われる流し見学。
徳島阿波踊りでは有料演舞場以外最初のスタート地点が決められていないのには驚いたが、
好きな連を観る事ができ、更に幅の広さを知る事ができた。
にわか連の時間になると慌てて会場へと急ぎ、がっつり本気踊り。
普通に汗だくになったまま夜の桟敷席へと向かうこととなった。
最後はお酒とつまみを片手に有料桟敷演舞場の鑑賞。
フィナーレの約2000人による総踊りは圧巻だった。
阿波踊りが終わると、そのまま居酒屋でずっと阿波踊りの話で盛り上がり、
飲んだ後はタクシーで市外にある民宿まで向かった。
信号の全くない田舎道をずっと走り続け、夜中に到着すると即寝。
翌日の早朝に二人が帰り、あとのみんなはバスで東京へ。
うちらは貯まったマイルで夜の便を取っていたので、
あわぎんで舞台を鑑賞し、NHKの会場で行われていた輪踊りなどを観てから
飛行機で東京へと戻った。
それでは徳島ツアーの様子を写真のハイライトで。
大阪
徳島
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