ー 7月21~22日 ー
7月21日、
ついに今日から7泊8日のエーゲ海クルージングの旅が始まる。
サントリーニ島に行きたがっていたちぃが嬉しそうに、
クルージングツアーを発見した!!、と伝えてきたのが約半年前。
実はものすごい前からこの日程だけは決められていた。
クルージングはアメリカの会社である「Royal Caribbean」。
乗る船は「Splendour of the Seas」。
全長264mの70,000トン、乗客定員は約1800人、。
完全に豪華客船だ。
そのスタート地がこのヴェネツィアであり、
イタリアの旅もこれを基準にスケジュールを組んでいた。
宿をチェックアウトすると、港へ向け移動。
近いと思っていたら、意外に遠くて荷物が多いせいでちょっとしんどかった。
スタッフの誘導によって荷物を預けると、
カウンターでチェックインを済ませ、滞在期間中に使用するメンバーカードを作成。
船の中にいる間は全てこのカードで管理され、支払いも済ませることが出来る。
と言っても有料のものには一切手出さないけど。
ゲートをくぐると窓の隙間から見える豪華客船。
デカッ!!!!!!
やばい、これはマジでヤバいやつだわ、、、
スウェーデン→フィンランド間に乗っていたやつよりも更にでかい船。
いや、もう船というかマンションに近いんじゃないだろうか。
隣のMSCの船はさらにやばかったけど、、、
手続きを済ませ、船内に入ると早速ウェルカムドリンクからスタート。
とてもVIPな気持ちからスタートさせてくれた。
部屋が開くまでの間近くのソファに腰掛け、吹き抜けの天井を見上げると
そこは完全に高級ホテルかなにかと勘違いさせられる空間。
いやいやいや、もう三ツ星ホテルじゃんこれ。
屋上にはプール。ビュッフェレストラン、ジム、パターゴルフ、ロッククライミングまである始末。
しかもビュッフェはいつでも食べ放題、飲み放題。
バーもサンドイッチやスイーツ等、酒以外は全てタダでもらうことが出来る。
もちろんジムも無料だ。これが初のオールインワンクルーシブ。
さすがアメリカだわ。楽し過ぎでしょこれは。
部屋も一番下層の一番安い部屋にしたがそれでも十分な広さだ。
午後5時に船は出港。
徐々に遠くなるヴェネツィアの街並を眺めながら、
前半の旅最後の最後で楽で楽しい豪華な船旅が始まった。
これが終わればついに一時帰国。
ほぼ阿波踊り一色の日本の夏が始まる。
昼食はビュッフェで済ませ、夜は予約していたレストランへ。
ここでは前菜、メイン、デザート、カフェなどおいしいコース料理が食べられる。
そしてこれもお酒以外は無料。
ウェイターの男性が「ミスターミゾグチ、マダムミゾグチ」
と楽しそうに名前を呼びながら料理を運んでくれた。
日本人の客はきっと珍しいに違いない。
窓の外の海を眺めながらの贅沢なディナー。
料理もうまいし、幸せすぎる。
多少軽い揺れのせいか、ちぃがちょっと酔ってしまったが、
そこまで体調を崩すことはなくセーフ。
ディナーを終えると屋上にある卓球台で久々の卓球タイムになった。
まさかこんなところに卓球台が置かれているとは、素晴らしすぎる。
ゲームは計4セット行ったのだが、結果は4-0でちぃの勝利。
ん、4-0、、、
あれ、おかしいな、、、
これは何かの間違いに違いなかった。
納得のいかないまま今日の勝負はおあずけとし、
また明日に持ち越しだ。
7月22日、
今日は昼の12時にイタリア、バーリに到着。
しかしすでにここはうちらは行っているため、
今日は外には出ず、一日豪華客船を楽しむことにした。
朝はビュッフェで食べ、プールサイドでまったり。
屋内のプールは日陰がとても心地良く、気づくとそのまま寝てしまった。
目が覚めると、次はジムへ。
ジムの受付には久保田利伸似の男性スタッフ。
うちらが日本人と分かると「ハイ!」と陽気に声をかけてくれた。
なんと元カノが日本人だったらしく、日本人が好きらしい。
といってもしゃべれる日本語は「はい!」くらい。
それでも陽気な利伸はホントに良い奴で、、、
なんかこういうパターン結構あるな。
男が外人と付き合ってるパターンはレアだが、
どうやら日本人女性は結構外人と付き合っているらしい。
俺はとりあえずランニングマシーンで20分だけ走ることにした。
走るのが好きじゃないちぃはそのままプールサイドでまったりタイム。
阿波踊りに向けて少しでも体力をつけておきたかった。
阿波持久力を鍛えるには阿波しかないのは分かっているが、
とりあえず走って多少なりとも体を動かしておきたい。
そして人生初のランニングマシーン。
スピードは当たり前として傾斜まで変えられるのには少し驚いた。
とりあえずゆっくり目からスタートすると、
隣では激マッチョがかなり重そうなダンベルを持ってひたすら腕の筋肉をいじめていた。
ちょ、、二の腕の太さハンパないんですけど。
面白いので走りながらストイックに鍛えるマッチョを見ていると、
更にもう一人のマッチョがやってきた。
嬉しそうに一緒に筋トレを開始するマッチョ達。
筋肉を愛する人達にはもはや言葉はいらないのだろう。
外人はホントによく鍛える。
徐々にスピードを上げながらついに20分終了。
久々に汗がだくだくだった。
ちょっとしか走ってないけどやっぱ運動はいいわ。
まだ筋肉をいじめ続けているマッチョ達を横目にジムを出ると
ちぃと合流し、今度はデッキでシェフ達が大鍋で作っていたリゾットをもらって日焼けタイム。
飲み物も常にドリンクバー状態のため、レモネードを片手に横になる。
全力で焼ける日はそうそうない。
とにかくこのハンパないTシャツ焼けを
阿波踊りまでになんとかいい感じになじませたかった。
ジリジリと照りつける太陽。
船は停泊中のため風もあまりない。
尋常じゃない刺すような日差し。
、、、
熱っ、、、
、、、もういいや
20分程であまりの暑さに耐えかね、あとは屋内へ。
バーで食べ物もらったりダラダラしながら、今日もディナーはレストランで満喫した。
その後は恒例の卓球タイム。
意外にも結果は4-0でちぃの勝利、、、、
なんか見覚えのある数字だな、、デジャヴかなこれは、、
どうやら体調が優れないらしい。
納得のいかない卓球を切り上げると
夜10時くらいからステージでエンターテイメントショーが開始。
盛り上がる中高年達がいるカジノルームを抜けると、ステージに到着。
まもなくすると軽い前座が行われた。
ひとしきり笑いで会場が温まった所でついにショーがスタート。
やばい、、、これもマジだわ。
もちろんこれも無料で見れるのだが、
繰り広げられるダンスや歌のパフォーマンスはディズニーレベル!
しかもこれが内容を変え、毎日繰り広げられるというから驚きだ。
さすがNo.1エンターテイメントの国アメリカ。
エーゲ海を旅しながらも船内は完全にアメリカだった。
約1時間に渡るショーに満足し、今日は終了。
それでは写真のハイライトで。
Splendour of the Seas
出港!!遠くなるヴェネツィア
リゾット
きれいな空
エンターテイメントショー
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