2012/03/19

タコスとドクロ





ー 3月5日 ー
カンクンから少し離れた所にあるダイバーなどに大人気の島、コスメル島。
その経由地として人気の街、プラヤデルカルメンに午後行ってみることにした。
欧米人に人気が高く、どうやらオシャレなことになっているらしい。

午前中に近くのウォールマートでMUSA用の水中カメラを購入し、
謎の中華料理屋「中国城」で昼食を済ませ、バスターミナルへと向かう。
(中国城は安くて結構うまいから、タコスに飽きたら大活躍)

プラヤデルカルメンまではADOのバスで約1時間程度。
片道一人45ペソで、チチェン・イツァと比べると圧倒的に安かった。
防寒対策バッチリでバスに乗り込み、プラヤデルカルメンへと向かう。
到着しバスターミナルを出ると、すぐにメインストリートだった。
お土産屋やホテル、ブランド店が狭い範囲でコンパクトにまとめられている。
市街地と比べると洗練されたきれいな建物や新しい店が多い。
コスメル島へフェリーで行くための経由地なので、
少し歩けば目の前はもちろんすぐビーチだ。
真っ先にビーチへと向かうと、カンクンのホテルゾーンよりも
サラサラの白い砂浜に透明度が高くキレイなエメラルドグリーンの海。
あまりの砂の白さに日の光が一層眩しかった。

お土産屋を巡ってみるとオシャレなテキーラがやたら多い。
かわいい帽子がついたボトルや、革製のケースに入っているもの、
丸い形状の瓶に単色のキレイな柄が入っている物など、どれも欲しくなるものばかりだった。
テキーラに限らずメキシコはいい感じのおみやげが多くあり、
なかでも特にうちらがお気に入りの店をここで発見してしまった。

死者の祭りがあるためドクロの人形や飾りがポピュラーなメキシコ。
お土産屋には色々なドクロのグッズが置かれているが、ここのお店はレベルが違った。
入り口には白い木製の椅子に座ったドクロのカップル。
中に入ると原色のように鮮やかな壁に掛けられた無数の十字架、
フリーダ・カーロの絵や一点一点手作りのかわいいドクロ達が所狭しと並べられていた。
お店の名前は「Los Milagros」。
「死」について全く負のイメージなく捉えられている国なので、
ドクロも底抜けに明るく、とぼけた表情がかわいい。
あまりのどハマり具合にとにかく写真を撮りまくってしまった。

夕飯は着いたときから気になっていた日本食料理屋「Sushi Itto」で
久々の海鮮丼「SAKE DON」を注文した。
軽い酢飯の上に乗せられたサケの刺身ときゅうりとのり。
久々の味とお茶で大満足だった。

大満足のプラヤデルカルメンを終え、宿に戻ると
ツアー会社から一通のメールが届いていた。

どうやら、天候の影響で3月6日のツアーは中止。
天気回復が見込まれる3月7日に日にちを変更してほしい。
という内容だった。
天候が原因なら仕方ない。
カンクンは風が強く、波も高いことが多い、
若干の不安がありながらもツアー日をカンクン滞在最終日である7日に変更した。

ツアー中止になった3月6日は久々にゆっくり過ごした。
ウォールマートに行ったり、タピオカ飲んだり、中国城行ったりと、
7日のツアーに備えて観光は特にしなかった。

ー 3月7日 ー
ついにMUSAツアー当日。
この日は電話の音で目が覚めた。
朝7時半頃、急に鳴り響く部屋の電話。
眠たい目をこすりながら電話に出ると、ツアー会社の人だった。
嫌な予感が頭をよぎる。

「波が高いから今日のツアーは中止です。明日に変更しますか?」

最悪にも2日連続のツアー中止のお知らせだった。
翌日は昼から飛行機でメキシコシティに移動する日。
飛行機の日程を変更し予定をずらしてまで行く気力もなく、
楽しみにしていたMUSAツアーは結局諦めることにした。
水中カメラまでウキウキで買ったのにかなり残念。
完全にテンションが落ちる二人だったが、
2日連続ダメというのも運命なのかもしれない。

気持ちを切り替え、今日の予定を立て直す。
カンクンでうちらが好きな場所と言えば、
もはやプラヤデルカルメンしかない。
もう一度プラヤデルカルメンに向かうことを即決し、
カンクン最終日は2度目のプラヤデルカルメンで締めくくった。

3月8日、
ラッキーなことに6泊したのに4日分の金額しか請求されずチェックアウト。
受付のおばちゃんがいい人だっただけに申し訳ない気持ちでいっぱいになるが、
ありがたく4日分でスルーさせてもらった。

予約していたADOのバスで空港に向かい、
午後一の飛行機でメキシコシティに出発!!


それではカンクン後半のハイライトです。







プラヤデルカルメン





テキーラ






 





Los Milagros




Sushi Itto





行けなかったMUSA

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