ー 3月13日 ー
朝はゆっくりと過ごし、昼12時のシャトルバスに乗り空港へと向かう。
今日こそやっとラスベガスだ。
昨日とは違い何事もなくスムーズにチェックインを終え、飛行機に乗り込む。
飛行機は2時間もしないうちにラスベガス空港へと到着した。
今日はロストバゲージしませんようにと願いながらバゲージクレームへと進んでいると、
さすがラスベガス! 空港の中にすでにカジノが設置されている。
いくつも置かれているスロットマシンにムーディーな照明。
さすがにディーラー付きのカードゲームまではなかったが、
空港というよりも高級ホテルのような内装になっていて、雰囲気も今までとはちょっと違った。
バゲージクレームに着くと、今回は無事二つともゲット。
当たり前のことだがちょっと安心。
荷物も取り、無料のホテルシャトルバスに乗ると、今回の宿「スーパー8」へ。
ラスベガスの中ではかなり小さい宿ではあるが、
メインストリートであるストリップ通りにも近く、安いしカジノも付いていていい宿だ。
チェックインを済ませると、ウキウキ気分で早速メインストリートへと繰り出した。
宿を出ると、通りに着く前からハンパないデカさのホテルやモールが嫌でも目に入る。
全てが近くにあるかのように錯覚してしまう程の距離感が狂うデカさ。
いざ進み始めてみると、やはり見た目程近いわけでもなかった。
通りには約15分程かかり到着。周りを見渡すと、あまりのスケールのデカさに思わず笑ってしまった。
客室数5000を越える超大型リゾートホテルにショッピングモール、頭上に浮かぶ巨大スクリーン。
エッフェル塔、自由の女神、スフィンクスなど世界各国の建物やモニュメントまで建ち並ぶ。
カジノ、食、ショッピング、ミュージカル、ショー、全てが規格外のデカさだった。
平日にも関わらず多くの人々で賑わい、歩けばどこを見ても超巨大な建物が並ぶ。
まるでアトラクションのようなこのストリップ通りの長さは約6.8kmにも及び、
客室数で世界の25傑に入るホテルのうちの19のホテルがここに集まっているらしい。
もはや何もしないでもいるだけで楽しかった。
まず最初は、ラスベガスで一番新しく建てられたメトロポリタンホテルに入ることに。
外観はどことなくズーヒルギロッポン(六本木ヒルズ)に似ている。
中に入ると吹き抜けの天井に大量のどデカいシャンデリア、
洗練されながらも全体がキラキラと輝くド派手な装飾。まさにTHEバブル。
1階がいきなりカジノになっていて、デカいスロットマシンに
ポーカーやブラックジャックなど、カードゲームも賑わっていた。
あまりのバブリー感にテンションも上がり、はしゃぐうちら。
2階を回るだけで気づけばもう7時過ぎ。
夕食を食べにホテルの外に出ると、さっきまでの景色とは一変していた。
暗闇の中、フル活動の電飾・ネオン達でそれぞれの色に光り輝く超巨大な建物。
より一層増す存在感。昼間はまるで眠ってたかのように思える程全てが俄然活き活きとしていた。
まさに夜のためにある街ラスベガス。
更なるバブリー感にうちらのテンションも余計に上がる。
夕食を近くのショッピングモール「プラネットハリウッドプラザ」で済ませると、
モール鑑賞もほどほどにして夜の楽しみである無料ショーへと急いで向かった。
ラスベガスではシルクドソレイユなど人気ミュージカルの他に、
各ホテルの前でほぼ毎日定期的に無料のショーやアトラクションなどが行われている。
この日うちらが見たショーは、
ベラージオホテルの「巨大噴水ショー」と、トレジャーアイランドの「海賊ショー」。
どちらも無料とは思えない程手の込んだ面白いショーだった。
そして、べガスといえばなんと言ったってカジノ!
うちらが泊まっている「スーパー8」にも一応ついてはいるのだが、
どうせやるならデカいバブリーなところでやってみたい。
ということでたまたま近くにあった「ヴェネツィアンリゾートホテル」のカジノに挑戦してみる事にした。
と言ってもそこまでギャンブル好きではないうちら。
とりあえずスロットマシンに賭けるのは20ドルだけと決め、どれにしようか見て回る。
カジノに並ぶ様々な機種のスロットマシン。
決めたはいいものの、遊び方もよく分からないので、近くにいたおばちゃんに聞いてみた。
相当はまっているのか、会員カード的なものまで持っているおばちゃん。
少し教えてくれるだけでいいのに、テンションも上がりいろんな情報までどんどん教えてくれる。
おばちゃんの話によると、最初は現金を投入しゲームを始め、
止めたい所で止めるとそこまでの金額が記入されたレシートのようなチケット券が出てくる。
それ以降はそのチケット券を投入しゲームを続け、終わると機械で現金に清算するという仕組みらしい。
8年前にちぃが行った時にはゲーセンのコインゲームのように、
全てクォーターコインで遊んでいたみたいだが、今はもう全て電子化されているみたいだ。
それ以外にも定期的に通う場合のこととかまで教えてくれた、色々なことまでありがとうおばちゃん。
とりあえず近くの25セント賭けのスロットマシンに現金を投入してやってみた。
微妙なラインで勝ったり、負けたり、負けたり、負けたり。
負けたり、負けたりでみるみる減っていく賭け金。
まぁ、普通に負けました。20ドルだけだけど。
こうしてカジノには大した魅力を感じる事ないまま一日目は終了。
ー 3月14日 ー
今日は昨日行けなかった豪華ホテルを朝から散策。
相変わらず建物がデカいだけでテンションが上がる。
夕方までかけざっと一通り見終わると、
ラスベガスのもう一つの顔であるダウンタウン「フリーモント」へとバスで向かった。
近代的な超巨大ホテルが立ち並ぶストリップ地区とは正反対のダウンタウン地区。
ラスベガス発祥の地であるダウンタウンは、
老舗のカジノが並び、昔ながらの面影を残した繁華街がコンパクトにまとめられている。
うちらがここに行く一番の目的は無料ショーを見るためだ。
目覚ましい発展を遂げるストリップ地区に対抗し、7000万ドルという巨費を投じて作られた
210万個の電球を天井にちりばめた電飾アーケード「The Fremont Street Experience」。
日没くらい(アバウト)から行われるこのショーを見るために、暗くなる前に到着したかった。
フリーモントへはストリップ地区からバスで30分程で到着。
日没までまだ時間があるので、フリーモントストリートを散策する。
周りを見渡してもストリップ地区とは全く違うダウンタウン。
繁華街であるストリートは商店街のように小さかった。
ストリートの中はカジノがほとんどで、うちらが好きな店もあまり見つからなかったので、
小さなステージで行われていた歌とダンスのショーを見ながらマックで夕飯がてら休憩。
日も落ち暗くなってきたところで店を出て、いつ始まるのか分からない天井アーケードをずっと眺めていた。
正確には時間が決まっていないこのショー。夜7時頃にようやくアーケードが明るくなってきた。
しばらくして始まる長さ約420メートルに及ぶ電飾アーケードの映像ショー。
アーケード全体が昼の様に明るくなり、流れ出す映像。
鮮やかに光るカジノの宣伝がアーケードいっぱいに広がっていた、
様々な映像がアーケード全てを使って、大胆に流れるのかと思っていたのだが
うちらが見たバージョンはカジノの宣伝で思ったより動きが少ない。
次は違うのが見れるかもともうちょっと粘ってみたのだが、結局流れてきたのは同じ映像だった。
ネットで見る画像にはもっと違うバリエーションが出ていたので、それが見れずちょっと残念。
ただ、フリーモントストリートのレトロなイメージとマッチしていて雰囲気は好きだった。
ショーを見終わると、ダウンタウンも満喫したので明日に備えて早めに就寝した。
明日は朝5時集合というめちゃ早の
グランドキャニオン&アンテロープキャニオン&モニュメントバレーツアーに参加予定。
今度はアメリカの自然のスケールのデカさを存分に感じに行きたいと思います。
それでは写真のハイライトで
ホテル「スーパー8」
メトロポリタンホテル
プラネットハリウッドプラザ
昼のラスベガス
夜のラスベガス
ベネツィアンリゾートホテルとスロットマシン
フリーモントストリート
天井アーケードショー
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