ー 10月18日 ー
今日は幼馴染のかっくんとパリをガッツリ観光。
かっくんは今日の夜便で日本に帰国してしまうため、タイムリミットは夜の7時。
それまでにパリの大御所観光名所は全て網羅する予定だ。
集合場所は昨日のLINEでシャレオツにオペラ座集合に決定。
設計者の名をとって「パレ・ガルニエ」と呼ばれるパリのオペラ座。
地下鉄を乗り継ぎオペラ座に到着すると、
いつも通りちょい遅れで向こうの信号から渡ってくるかっくん。
いつもは高円寺なのに今日はパリのオペラ座、
なんかそれだけで信号を渡ってくる姿が面白かった。
笑いながら近づいてくるのを待ち、ついに予定通りのパリ合流。
日本だと毎週のように会っているのに、パリで会うとなるとどうも不思議な感じがしてしまう。
完全に高円寺クオリティーの三人が合流すると
チケットを購入し早速オペラ座の中へ。
中に入ると予想以上の豪華さを見せるオペラ座。
特に圧巻だったのは「グラン・ホワイエ」。
2列の黄金のシャンデリアが天井からぶら下がり、
左右は黄金の柱、天井も黄金の額縁に入れられた絵画に埋め尽くされていて、
これを見たらヴェルサイユ宮殿行かなくてもオッケーかもと思える程の部屋だった。
思わずテンションが上がるあまり定番の一番強いポーズでかっくんと記念撮影。
もうこれは幼稚園の時からやっているドラゴンボール譲りのポーズだ。
友達がいるだけで楽しさも倍増する。
いつもは常に二人で観光している分新鮮な感覚。
回廊を廻ったところで劇場内へ。
ここで見たかったのがシャガールの円形の天井画だ。
白いキャンバスに色鮮やかな原色で自由に描かれたような天井画。
金と赤でまとめられた豪華でいて重厚な雰囲気の中、より一層鮮やかに見えた。
さすがパリ。
シャレオツ過ぎるでしょ。
しかもリハーサルのためか幕が急に上がったステージ。
覗くと幾層にもセットが分かれていてとても複雑な構造をしているようだった。
こりゃ舞台もやばいんだろうな。
いつか面白そうな舞台がある時は是非見てみたい。
いつもの座・高円寺からグレードアップしたオペラ座を見た後は
地下鉄を乗り継ぎ定番の観光名所、凱旋門へ。
まぁ、座・高円寺もかなり凄いんだけどね。
駅を出るとかなりの存在感で佇む凱旋門。
形はシンプルなのだが、とにかくデカい。
登ろうと思えば登ることも出来るのだが、とりあえず記念撮影だけして満足した。
今度は全く噛み合なかった謎のポーズを決めた後は、
これもあらかじめ決めていたシャンゼリゼ通りでの灯ランチ。
ちょくちょく原宿・渋谷あたりで行われている連員同士での昼休みランチこと通称灯ランチ。
これに対抗して、どうせならパリと言えばでおなじみの
シャンゼリゼ通りで灯ランチがしたかった。
そしてパリで食べたいものといえば、もちろんガレットゥ。
モンサンミッシェルツアーのガイドがガレットのことをなぜか「ガレットゥ」と言っていたのが
気に入ったので、うちらの中ではもう「ガレットゥ」になっていた。
そんな感じで探し始めたシャンゼリゼ通りのガレットゥ。
別にそんな高級な店で食べたいわけじゃないので、
店員さんの感じが良かった、近場のテラス席の店に決めることにした。
席に着くと三人とも違うガレットゥを注文し、昼からワインとビールで乾杯。
休日と言えば昼からアルコール。
これもうちら二人だとあんまりしないため、
友達がいるだけでやっぱりテンションが上がってしまう。
それぞれのガレットゥが来たところで念願の灯ランチ in Parisの開催。
味はこれと言ってコメントのしようがない程普通で、
会話の内容といえば相変わらず阿波踊りの話。
高円寺にいようがパリにいようが大して話す内容は変わらない。
記念に店員さんに写真をお願いするといつも通りのピンぼけだった。
灯ランチを終えると地下鉄に乗り、
これまた大御所観光名所であるエッフェル塔へ。
駅を出てジャイヨー宮を抜けると姿を表したエッフェル塔。
落ち着いた茶色いカラーがまた渋くてかっこいい。
周りには噴水のある広場が広がり、緑も多く、きれいに整えられている。
むしろ噴水に至っては砲撃に近い程の放射っぷり。
そして記念に近くにいた人に写真をお願いするといつも通りのピンぼけだった。
基本外人にお願いするとピンぼけか予想外のトリミングの写真になってしまう。
半押し機能は日本だけの文化なのかと思える程のピンぼけっぷり。
たとえ半押ししてくれてもまず思い通りにはいかないトリミング。
これはもう毎回悩まされるテーマなのだが、なぜなのかがいつも気になって仕方がない。
相変わらずピンぼけされた後は、署名スリ集団をガン無視しながら
地下鉄に乗りオランジュリー美術館へ。
ルーブル美術館に行こうかとも迷ったのだが明らかに時間がかかるので、
とりあえず規模のそこまで大きくないオランジュリー美術館にした。
(美術館の詳細は世界の美術館めぐりで)
ここで有名なのがモネ晩年の大作「睡蓮」。
8枚の横長の絵画で構成された淡く美しい色の睡蓮が、
楕円形の白い室内に展示された空間はとてもきれいだった。
2時間もかからない程度で見終わった美術館。
美術館を出ると雨が降り出してきたので急いで駅へと駆け込み、
最後の目的地であるギャラリー・ラファイエットへと向かった。
ここでは時間を決めて買い物タイム。
お土産を買うかっくんと別れ、うちらはSIMカード探し。
途中、一際異彩を放つクサマトリックスのルイヴィトンのディスプレイには驚かされた。
思わず本人が立っているんじゃないかと思う程のクオリティ。
相変わらずすごい人だわ。
無事ゲットしたSIMカードをiPhoneに差し込み集合場所へ戻ると、
無事お土産をゲットしたかっくんと合流。
空港に向かう時間までまだ時間があったので近くの韓国料理屋で一緒に夕飯を食べて
ホテルの前でかっくんと別れた。
ついに実現出来た幼馴染と巡る駆け足パリ観光。
国内旅行でもテンションが上がってしまうのに、
まさかパリを一緒に巡ることが出来るとは。
普段の二人の旅とはまたちょっと違う、最高に楽しい一日だった。
できれば他の国でもまた合流企画したいけど、誰か来ないかな。
それでは写真のハイライトで。
オペラ座
凱旋門
灯ランチ in Paris
エッフェル塔
クサマトリックスのルイヴィトンのディスプレイ
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