2012/11/10

世界一周後編スタート!!





ー 9月19~21日 ー
9月19日、
仕事もしていないのになぜか大分忙しかった日本の夏も終わり、
ついに今日からまた世界一周後編がスタートする。
ホントに充実した一時帰国。
最後の最後までインドビザ取得だったり、阿波踊りDVDを作ったり、
阿波踊りパーカーを作ったりとなにかと慌ただしかった。
最初は一時帰国しようか迷っていたが、一時帰国しなかったら後悔したに違いない。

朝、両親に車で成田空港まで送ってもらうと、
早速チェックインを済ませ、モスクワ経由でミラノへ。

全然旅行モードにスイッチが入らないまま、ミラノへは夜の9時頃に到着した。
バスで中央駅へと向かい、そこから地下鉄で今回の宿の最寄駅へ。
駅を出ても暗過ぎて全く場所が分からなかったのだが、近くにいた女性に道を尋ねると
「私もそっちの方に車を停めてるから」と近くまで案内してくれた。
話を聞くとデンマーク出身で、こっちにはもう長いこと住んでいるらしい。
車が見えると、乗せてこうか?と聞いてくれるくらい優しい人だった。
出身は北欧の人だけど、こういうことがあるだけでミラノの印象が良くなる。

宿をチェックインすると今日は夜も遅いのですぐ眠りについた。


9月20日、
宿の一階で朝食を済ませると、今日の一番の目的であるミラノの象徴、ドゥオモへ。
地下鉄の駅を出ると、すぐそこに抜群の存在感で建っていた。
完成までに500年以上が費やされたというイタリア最大のゴシック建築。
青空に白がよく映える。
白大理石で造られたドゥオモはホントに白く美しかった。
天を突くように立つ、135本もの尖塔がまたかっこ良い。
そして目の前に広がる広場、
左右の建物に、ガッレリアと広々とした空間自体が良い演出をしている。
個人的にはフィレンツェのドゥオモよりもこっちの方が好きかも。

お腹がすいた所でカフェで買った久々の生ハムパニーニに感動。
美味しい生ハムを食べるとイタリアに戻って来た気がする。

中を見学した後は入場料を支払いドゥオモの上へ。
外観も中も良いが、ドゥオモに登ってみると、
幾重にも重なる尖塔がさらにかっこ良かった。

ドゥオモを見終わると、近くにある本屋が気になったので入ってみることに。
中に入ると美術館に併設されていた本屋だった。
美術館の名前は「museo del 900」。
せっかくなので入ってみると、
ちょうどいい大きさと程よいコレクションでそこそこ面白い美術館だった。

美術館を出ると、その辺をプラプラ。
何やら大きな看板やスクリーンが出ているなと思ったら実はちょうど
「ミラノファッションウィーク」だった。
完全ノーマークだったファッションウィーク。
特設のビューティーショップや美容院、ネイルサロン等が設けられていた。
あとは特にこれといって何が行われているのか分からなかったが、
辺りを見渡すととにかくオシャレな人達が闊歩している。
これは丁度いい時期に来たのかも。
地面にレッドカーペットが敷かれた場所には不定期に
モデルさん達が軽いウォーキングをしていた。
さすがファッションの街、ミラノ。
教会、ショップ、観光名所よりもこういったものに触れた方がミラノに来た感じがする。

夜は宿の近くにある安いお店でアスパラリゾットを食べて終了。


9月21日、
今日はまずオシャレストリートと言われている「Garibaldi」へ。
地下鉄の駅を出ると、予想とは違いかなり開発中のGaribaldi。
建設途中の巨大なビルが立ち並び、人通りはあまり多くなかった。
とりあえずメイン通りを歩くもなかなかこれといったお店も見つからなかったので、
とりあえずガイドブックで目星をつけていた「HIGH-TECH」という
生活雑貨中心の幅広い品揃えのお店へ。
入り口が奥まった場所にあり、ちょっと分かりづらいのだが、
外観からは想像もできない程の広さだった。
各分野ごとにセレクションされた部屋が幾つもあり、
衣服、キッチンウェア、アート小物、化粧品など約5万点といわれる品揃えは圧巻。

それ以外は特にお店も見つからず、通りをプラプラ。
ランチタイムに見つけた「Princi」というパン屋が値段も安く美味しかった。
四角く厚めの何種類もあるピザパンのようなものを適当な大きさに切り分けて売ってくれる。
うちらはここにハマってしまい、滞在中のランチはほとんどこのお店。
店舗によって見たことのないやつが置いてあったり、
チェーン店のようなお店がないイタリアにとっては珍しいお店だった。
なんとミラノにしかないらしい。

ランチの後は市民競技場や水族館などを擁する巨大なセンピオーネ公園をプラプラ。
緑が多く、ハンモックもあったり、たまたま野外映画会場があったりと、
ニューヨークのセントラルパークのような癒されるいい公園だった。

そのままセンピオーネ公園を越えるとぶつかるのが「スフォツェスコ城」。
ミラノに君臨した領主の居城で、住居装飾はダ・ヴィンチが手がけたものらしい。
赤レンガで作られた城壁は美しく、中庭にはファッションウィークの影響か
特設会場が設けられていた。
ドゥオモとここがミラノの2大観光名所なのだが、
正面口が修復中のため完全に広告塔と化していたのが残念。

時間も余ったので次は市立現代美術館へ。
街中のポスターで見かけたピカソ展が気になり入ってみたのだが、
一番広い展示室が朽ちた宮殿をそのまま使用している感じで不思議な美術館だった。
ただそこ以外の展示室は普通で展示作品も面白いものが多い。
特にピカソ展。
常に新しい画風に挑戦しているピカソにはいつも刺激を受ける。

今日もドゥオモを眺めながら宿へと帰り終了。


それでは写真のハイライトで。













ドゥオモとその周辺







ミラノファッションウィーク



Garibaldi





センピオーネ公園







スフォツェスコ城

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