ー 9月27～28日 ー
9月27日、
今日まず向かったのはチンクエ・テッレで一番東側にある村「リオ・マッジョーレ」。
嬉しいことに天気は快晴。
険しい海岸線にそびえ立つカラフルな家並みも空が青いだけで更に引き立っていた。
ここでもとりあえずビューポイントを探しに上へと登って行くと、
ブランコや滑り台も設けられている小さな公園を発見。
こんな場所でブランコを見つけてしまうとついつい乗ってしまう。
速攻ブランコに座り揺らし始めると、もうハイジ並みの爽快さ。
ブランコに乗りながら眺めるリオ・マッジョーレの景色はとても気持ちが良かった。
なんて贅沢な場所にある公園。
公園で浮かれた後は近くで見つけたお店で腹ごしらえ。
自家製生パスタを売っているパスタ屋さんで、
パスタの種類とソースの種類を選べて、テイクアウト用にその場で調理してくれる。
普通に美味しくて、値段もサイゼリヤ並み。
こういう感じの店がどこにでもあると便利なのだが、
イタリアに来てこういう店を見つけたのは初めてかもしれない。
日本でもこういう店が会社の近くにあれば昼休憩の時とか便利なんだけどな。
それに周りのレストランは店内とテイクアウトで値段を分けて運営していたところもあり、
普通の観光客とうちらみたいな人が同時に利用出来るつくりになっているのはナイスだと思った。
食べ終わると、再び村を散策。
天気が怪しくなってきたところで次の村を目指すことに。
隣の村「マナローラ」へは、通称「愛の小道」という徒歩コースがあるので、
今日はちゃんと靴を履いてきたのだが、入り口にたどり着くとまさかのクローズ。
どうやら数日前の雨が原因でどこかでがけ崩れが起きたらしい。
せっかく歩く気満々でいたのに残念。仕方ないので結局電車で向かうことにした。
それにしても海岸線ギリギリに造られている列車の線路もまた面白い。
マナローラの駅を降りて、海岸線を歩く。
村自体は特に何があるといった感じでもなかったが、
THE チンクエ・テッレ！といった景色を見るならここが一番いいかもしれない。
海岸線をずっと歩いて行くと、他の村では見つけられなかった
村全体をいい感じに見渡せるビューポイントがここにはある。
天気が晴れていればなお良かったが、それでも十分面白い景色が広がっていた。
これが見に来れただけでも良かったと思える。
他には、少し登った丘の上に造られたお墓も可愛らしかった。
なぜかここでもブランコを見つけたのでとりあえず乗っておいたが、
道端に咲いていたとけいそうの花には驚いた。
前の仕事でよく写真リース会社から購入していたとけいそうの画像。
まさかこんなところで初めて本物に出会うとは。
レアな花なだけに驚きも大きかった。
村に戻る頃には雨がちらつき始めてきたので、ここらで切り上げて宿へと戻った。
夜は二日連続レンジでチン。
相変わらず冷凍食品のクオリティの高さには驚かされる。
9月28日、
宿をチェックアウトすると、今日は列車で
第21ヵ国目となるフランス、ニースへ向け出発！
2回程乗り換え、夕方過ぎには無事ニースへと到着した。
とりあえず駅を出てまずは宿へ。
駅の周りは少し汚く治安もあまり良くなさそうな雰囲気。
チェックインを済ませると、
共用スペースでは愛犬エルフィーと謎のデカハムスターがお出迎え。
なぜかよだれとは思えない程あごの下がビショビショのエルフィー。
人懐こっすぎる久々の宿犬にテンションが上がってしまった。
今日はもう時間も遅いので宿の周りを散策してから、
夕飯は久々のチャイナを食べて終了。
たまに普通の炒め物がどうしても食べたくなってしまう。
それでは写真のハイライトで。
リオ・マッジョーレ
ランチパスタ
愛の小道封鎖とその周辺
マナローラ
あごの下がよだれとは思えない程ビショビショのエルフィー、謎のデカハムスター
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