2012/11/21

イスラム建築の最高傑作





ー 10月8~9日 ー
10月8日、
今日はグラナダへ来た最大の目的であるアルハンブラ宮殿へ。
イスラム建築の最高傑作とも言われるアルハンブラ宮殿。
ミラノの最後の晩餐で会ったカナダ人夫婦がここを激推ししていたので
南スペインの中でも特に楽しみにしていた場所だ。

アルハンブラ宮殿はネット予約でチケットを取れるのだが、かなり人気があるため
おそらく2,3ヶ月前に取らなければいい時間帯のチケットは全てsold out。
仕方なくうちらは当日券を狙うため朝早くから向かうことにした。
当日券の販売は朝8時から。
朝7時前には宿を出発すると、相変わらず外は真夜中のように真っ暗だった。

暗闇の中必死に歩き、7時ちょい過ぎには当日券売り場の前に到着。
こんな時間でもすでに10人以上が並んでいた。
ダウンを着込む程寒い中、約一時間その場で待機。
当日券販売の時間になる頃には100人以上の人が列に並んでいた。
と、ここでうちらは二手に分かれる。
俺はずっと並んでいた当日券売り場の列、
ちぃはさらに奥にあるクレジットカードのみのチケット販売機がある列。
結果はクレジットカードの列が圧勝だった。
もはや当日券販売の時刻よりも数分早くクレジットカードの機械がオープンし、
ちぃが笑顔でチケット2枚を持ってきたのが7時58分。
こっちの列はまだ販売開始すらしていなかった。

しかもクレジットカードの列は進みがめちゃめちゃ早く、
おそらく8時過ぎに来ても余裕でチケットを購入できるレベル。
なのにこれを知らない外人達は何十分、何時間もかけて列に並んでいた。
クレジットカードチケット販売機のインフォメーションが限りなくないため
知らない人が多いのは仕方ないのかもしれないが、ネットで調べればすぐ分かるこの仕組み。
やっぱりこういうところまで細かく調べてしまうところが日本人なのかもしれない。
とはいえ、ちょっと心配だったから結局早く来ちゃったけど、、、

カフェのパンとコーヒーで朝食を済ませてから、
そんな感じで速攻ゲット出来たチケットを手に中へと入る。

チケットは時間制になっていて、
見所であるナスル宮殿に入る時間も、全体の退場時間も全て決められている。
地図を見ながらナスル宮殿へ向かうと、丁度朝焼けがきれいだった。
それに朝一番の入場だと人も少なくて気持ちがいい。
朝の日差しに徐々に明るくなる宮殿を見ながら、ついにうちらの入場時間。

中に入るとあまりの装飾の細やかさと美しさに息をのんだ。
鮮やかなタイルの装飾に頭が狂いそうな程細かい彫刻。
隙間から見える青がたまらなく美しかった。

極めつけは八角形の星形の天井。
まるでレースの刺繍のような質感の細かい装飾から淡い光が漏れ、
距離感も分からなくなるような白と青の幻想的な空間。

こりゃあのカナダ人夫婦もあれだけ興奮するわけだ。

まさに最高傑作。
周りの庭園から建物、植物、景色、池の映り込みまで全てが綺麗だった。

カフェのパニーニを買って昼休憩した後も、ひたすら散策。
気付けば退場時間である午後4時ギリギリまで時間を使っていた。

夜は近くで見つけた中華料理を食べて終了。
うちらはやはり見た目が中国人のため、
日本人と分かるまで入るなりずっと中国語で話されてしまった。


10月9日、
今日は特にやることもないので、街をプラプラ。
前行ったカフェでカフェラテを飲んだり、靴屋を見てちぃが新しい靴ゲットして喜んでいたり、
とにかくゆっくりと過ごした。
スペインは革靴がとにかく安くてかっこいい。

夜は初日に食べたイベリコ豚の生ハムが忘れられずまた同じ店に行ったのだが、まさかの休み。
仕方なくその後も空腹の中店を探してうろつき回り、
結局旧市街のレストラン街にあるコースのお店で食べることにした。

これで4泊したグラナダも終了し、南スペインの旅も残すはセビーリャのみ。
この後の国フランスのパリで会う幼馴染と色々スケジュールを合わせた結果、
セビーリャには4泊することになった。

セビーリャはフラメンコ発祥の地であり、是非見たかった建築物がある街。
マドリッドともバルセロナともまた違った本場のフラメンコが見れるか楽しみだ。


それでは写真のハイライトで。
















アルハンブラ宮殿





















ナスル宮殿

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