2012/06/11

豪華客船がやばすぎる!!





ー 51617日 ー
5月16日、
今日は楽しみにしていた豪華客船でのヘルシンキへの移動日。
出港が夕方5時くらいなので、宿のチェックアウトを済ませると、
それまで宿のロッカーに荷物を預け中央駅周辺をプラプラして時間を潰すことに。

デパ地下の文房具屋でペンを買ったり、キッチン用品を見て回ったり、
カフェのサンドイッチでランチをしたり。(むしろここが一番オシャレだった)
なんだかんだ2時くらいには切り上げ、宿の荷物を取って港へ向け出発。
港へは中央駅付近から専用バスで向かうのだが、これがまさかの資金不足だった。
下見した際にバス停自体に値段が記載されていなかったので、
ネットで調べると乗車賃は一人35SEK。
多少情報が古くて値上がりしても二人で85SEK持ってれば大丈夫なはず、
と思っていたのに結果は一人50SEKというかなりの値上がりだった。
地球の歩き方を見ても1年違えば、ほとんどの料金は値上がりしている。
SEKをあまり残したくないがためにギリギリの現金しか持ってなかったのが痛かった。
カードも使えないし現金もないと言うと、ユーロでも受け付けてくれたためなんとかセーフ。
ユーロ圏じゃなくても、ヨーロッパだとユーロが使える所が多いから助かる。

とりあえずバスに乗り込み港へ向け出発。
都心からどんどん離れ、また違う景色。
シリヤラインが出港する「ヴァータハムネン港」には30分程で到着した。
バスを降りチケットカウンターへと向かう。
ついに初めての船での国際移動。
それも巨大豪華客船+スウェーデン発祥の豪華バイキング。
もうそれを想像するだけで前日からテンションは上がっていた。

出港1時間前くらいだったがすでに乗船できるため
チケットを受け取ると速攻で船へと向かう。
改札みたいのにチケットを通し船への接続通路に入ると、
窓越しにもうシリヤラインが見えていた。

デカっ!

下を覗くとどんどん乗船している車。
そりゃもうはんぱなくデカかった。

あまりのデカさにますます上がるテンション。
乗船時に無理矢理撮られる記念撮影を受け、ついに乗船。
入るとすぐに陽気な音楽を奏でるミュージシャン達がお出迎えしてくれた。
ステージに目を向けると笑顔で演奏してくれるミュージシャン。
周りに並ぶショップやバー・レストラン、ゲーセン、カジノ。

何この船。
もはやショッピングモールじゃん。
楽しすぎでしょ、この船。

一通りテンションを上げたところで、荷物を置きに部屋を目指す。
部屋は一番安い地下の部屋にしたのだが、それでも十分な設備が整っていた。
嬉しいことになんと専用のトイレとシャワーまで付いている。
移動費と部屋代だけなら一人5000円くらいだからものすごいお得感。

部屋に荷物を置き身軽になった所でモールへ繰り出す。
とりあえず一番手前のお土産屋に入ると、
すでにフィンランドを感じさせる「marimekko」グッズやムーミングッズに「ittala」。
北欧デザインで一番最初に思い浮かべるのがこのmarimekkoかもしれない。
まさに王道の北欧イメージ。
カラフルでシンプルな柄がかわいい。

ショップを見た後もカジノ・ゲーセンを巡り、
次は上の階にあるプール&サウナをチラ見。
誰が利用するのか分からないが、美容室まで付いていた。

そうこうしているうちに出港し始めるシリヤライン。
港を離れる外の景色を眺めるために慌てて甲板に出た。

しばらく景色を眺めたところで、お次は下の免税店へ。
中に入ると大量にケースで置かれた酒、酒、酒、+お菓子やお土産。
ビールやワインが山のように積まれていた。
カートに大量の酒を押し込みレジへ運んでいる外人達。
北欧はお酒にかかる税金が25%とかなり高いため、ここで大量購入していく人が多いらしい。
にしてもあんだけの量持ち運ぶのは大変だろうな、
と思いながらもうちらもバス代で出せなかった残りのSEKでワインとお菓子を購入。
ディナーまでまだ時間があるので、部屋でワインとリッツで軽く腹を満たした。

少しいい感じになったところで再びモールへ。
予約していたバイキングディナーが8時スタートなのでもう少し中をぶらついていると
先ほどのステージでフラメンコチックな無料のダンスショーが始まった。

陽気な音楽にキレキレの踊りのダンサー達。
3部構成くらいの飽きさせない構成になっていて、色々見れて面白い。
超至近距離で見るダンスは迫力満点で楽しかった。

ダンスショーが終わるとちょうどお待ちかねのディナータイム。
レストランに入るとスタッフの女性に窓際の席に案内してもらい、
お皿を取ってバイキング開始。
カウンターに並ぶ様々な食材。
サーモン、ニシン、キャビア、ローストビーフ、チキン、サラダ、中華料理、寿司、
もう料理を見ているだけで楽しい。
本当は前菜とかメインとか5 ,6回に分けて取り分けるのが正しいマナーらしいが、
ここはお構いなしにとりあえず好きなものをたらふくチョイスした。
そしてアルコール・ソフトドリンクも飲み放題という嬉しいシステム。
ワインを取りに行くとワインまでサーバーから出てくるのには少し驚いた。

好きな料理を取り分けお互いワインで乾杯。
スウェーデン発祥のバイキングでスウェーデン初の外食ディナー。
場所は豪華客船のレストランで、窓際の席。
料理もおいしく3皿くらい平らげ、最後はデザート盛り。
これはもう間違いなく旅始まって以来の最高に贅沢な時間だった。

贅沢なディナーを堪能しワインでいい感じになってモールへ戻ると、
乗船時に撮られた写真が中学の修学旅行写真ばりに張り出されていた。
しかもかなりデカく伸ばされたちぃの写真。
なぜか背景を消して黒バックにされてるからまた面白い。
あまりにも面白かったので記念に購入しようかと思ったが、値段が高かったので即諦めた。

夜になりムーディーになってきた船内。
照明は淡く、ピアノの生演奏まで流れていた。
最後にカジノで行われていたショーを見て、気持ちよく眠りについた。


5月17日、
朝9時過ぎにレストランのクロワッサンとオレンジジュースで朝食タイム。
ヘルシンキには朝の10時頃到着予定なので、少し甲板に出て景色を眺めることにした。
エレベーターで最上階に行き外に出ると、すでに見え始めている島々。
もう大分ヘルシンキに近づいているのかもしれない。
天気はガッツリ曇っていたが、外の風にあたるとやっぱり気持ちがいい。
そのまま港に到着するまで景色を眺めていた。

予定時間よりも少し早く到着したシリヤライン。
すぐ出てしまうと入り口が混雑しているかと思いちょっとしてから部屋を出たのだが、
レストランで食事している人や、ショッピングしている人、未だにカジノで遊んでいる人。
思った以上にくつろいでいる外人達が沢山いた。
なので当然、そんなに入り口が混み合うこともなく
第11カ国目となるフィンランドのヘルシンキに無事到着!
シェンゲン協定が結ばれている国は相変わらず入国審査がないから楽だ。

船を降りると券売機でトラベルカードを購入し、とりあえずトラムに乗り宿へ。
ヘルシンキの宿も都心から少しだけ離れた所にあるホステルでキッチン付きだ。
宿へは港からトラムを乗り継ぎ20分程で到着。
まだ時間が早いせいか街中の人通りはほとんどなかった。

チェックインを済ませ、部屋に荷物を置くととりあえずキッチンチェック。
ストックホルムのホステルには及ばないが、
調理器具もそこそこ揃っていてきれいだし、各階毎にキッチンが分かれているのがうれしい。
部屋も広くてきれいだし、北欧のホステルはレベルが高いのかもしれない。

一息ついた後は、レセプションのお姉さんにスーパーの場所だけ聞き、
腹も減ってきたのでトラムに乗り都心部へ。
宿の周りには古いかわいらしい建物が多く、全体的にすごくきれいな街並。
ストックホルムとはまた違ったきれいさで、都会なのにどことなくのどかな感じがした。
初日なのであまり場所を把握していないため、とりあえず
メインストリートらしきところで降りたのだが先ほど同様極端に少ない人通り。
周りを見てもお店は全て閉まっていた。

これは、もしや、また祝日に当たったか。。。
飲食店もチェーン店以外は全て閉まり、あのH&Mさえ閉まっている。
この人の少なさとお店の閉まり具合からみて祝日なのは間違いなかった。
(調べたら昇天祭だった)

綺麗な建物が多く、オシャレな店もあったのだがもちろん休み。
とりあえずやっていたケバブ系のファーストフードで昼食を済ませ、
食材を求めて中央駅のスーパーへ。
普通のスーパーは休みだったが、なんとかここはやっていた。
ランチ用のサンドイッチ食材とパスタやら野菜やらを買って買い物終了。

今日は全てが閉まっているので、大人しく宿に戻り
サッポロ一番と中華三昧を作り今日は終了。


それでは写真のハイライトで。






中央駅付近のデパート&デパ地下&パニーニ


ヴァータハムネン港



シリヤライン











豪華客船内部&部屋の前の廊下





バイキング




夜の豪華客船




祝日のヘルシンキ

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