ー 5月23~25日 ー
5月23日、
昼の便で第12カ国目となるオーストリアのウィーンへ!
音楽に美術と、芸術の都として知られるウィーン。
行きたい美術館が最も多く、
ヨーロッパの中でもかなり楽しみにしていた都市だ。
何と言ってもうちらの大好きなクリムトとシーレの絵画を生で見ることが出来るのがうれしい。
(この二人の画家はウィーン出身のため、
おのずと作品もここウィーンの美術館に所蔵されている物が多い。)
ウィーン空港からはシャトルバスに乗りひとまずウィーン西駅へ。
駅に到着した後は徒歩で今回の宿へと向かった。
今回の宿となる「RUTHENSTEINER」までは駅から徒歩約10分。
壁にめちゃくちゃ大きな字で「Hostel→」と書かれていたので分かりやすかった。
今回の宿は芸術の都らしく、アートに溢れた面白いホステル。
バーも併設されていて中庭があるのが気持ちいい。
チェックインを済ませ荷物を置くともう夕方だったので、
この日は観光もせずとりあえず近くのスーパーへ。
北欧と比べると明らかに下がる物価。
夕飯の食材、昼のサンドイッチ用の食材に、
スペインで飲んでいたおいしいサングリアを発見したのでそれも購入し宿に戻った。
トマトパスタを作り今日は終了。
5月24日、
朝食を気持ちのいい中庭で済ませた後は、定番のお昼のサンドイッチ作り。
物価も安く昨日調子に乗って色々買った食材。
その結果ウィーンでは生ハム+チーズ+レタス+ドライトマトという豪華サンドイッチになった。
サンドイッチ作りも終わり今日まず向かう美術館は、
クリムトの「接吻」を所蔵するヴェルベデーレ。
これは今までずっと生で見てみたいと思っていた作品だ。
本やポストカードで目にしてきた作品。
それをこの目で見れることがほんとに嬉しい。
トラムで約15分程で到着した美術館。
まるで宮殿のような美術館は所蔵作品もさることながら、
建物+中庭までほんとに素晴らしかった。
コレクションも良い物が多く、白塗りの内装もかっこいい。
そしてもちろん、「接吻」も良かった。
クリムトの絵は見ているだけで幸せな気持ちになれる。
シーレの絵も多数展示されていたのがナイス。
(詳細は世界の美術館めぐりで)
美術館のあとは人気の観光名所シュテファン寺院へ。
地下鉄の駅を出ると目の前にそびえ立つシュテファン寺院。
残念ながら修復中の箇所が多く完全な状態を見ることはできなかったが、
ゴシック建築で黒ずんだ色もまたかっこいい。
屋根のモザイク模様が不思議とマッチして面白かった。
寺院の周りには多くの出店に、モーツァルト風な格好をしたコンサートの客引き。
ステージとメリーゴーランドまで出ていた。
まるでお祭り騒ぎ。
とりあえず客引きをかわしながら寺院の中へ。
外観よりも素晴らしかったのがステンドグラスに照らされた中の方だった。
たまたま昇天祭仕様のためカラフルに染められたステンドグラス。
荘厳な内装の中には似つかわしくない異様な色彩。
一見やり過ぎのようにも思えたが、色鮮やかに染まった内装がとてもキレイだった。
サグラダファミリアとはまた違う感動。
この期間限定の特別な状態を見れたことはとてもラッキーだった。
寺院の後は、オーストリアに来たら是非食べたかったものを求めカフェへ。
それはオーストリア発祥の人気スイーツ「ザッハトルテ」。
元祖ザッハトルテはカフェザッハーのものなのだが、
今日向かうのは日本でも人気のある「DEMEL」のザッハトルテ。
どうやらこの二店舗のザッハトルテが人気らしい。
寺院からTHEヨーロッパを感じさせるGraben通りを通り、DEMELへと向かう。
このGraben通りはまさにイメージしていたヨーロッパそのもの。
(今まで行った国では一番ヨーロッパのイメージに近い)
広く優雅な雰囲気が漂う街並、通りの中心には豪華な彫刻。
カフェテラスやブランドショップが並び、観光客で賑わっていた。
さすがウィーン。
そんな大通りのすぐ近くにある、DEMEL。
カウンター席やショップも併設し、外のテラス席は満席の人気っぷり。
空いたところで席に着くと、迷わずザッハトルテを注文した。
間もなくしてやってきた念願のザッハトルテ。
脇には大量の生クリームが添えられていた。
まあ、味を批評出来るような立場でもないので一言で言うと、
美味しかった。
固めのチョコにコーティングされ、生地との間に塗られた杏ジャム。
上品な味に、甘さを控えた生クリームがマッチしていた。
最後は宿に戻る前に王宮広場へ。
かつてハプスブルク家が650年にわたって住まいとしていた広大なこの王宮。
中には入ってないが、外観だけでも十分に栄華を極めたハプスブルク家の凄さが窺えた。
今日はスーパーのハンバーグを夕食にして終了。
5月25日、
今日向かう美術館はWIEN MUSEUM。
クリムト生誕150周年ということで開催されていたクリムト展が面白かった。
(美術館の詳細は世界の美術館めぐりで)
美術館の後は公園のベンチでサンドイッチランチ。
食べ終わると市立公園を目指し、プラプラ散歩することに。
モーツァルトやベートーベンなど数多くの優れた音楽家を生んだウィーン。
この公園の辺りにはそんな彼らの銅像が多く立てられているので、
とりあえず大御所のベートーベンは抑えつつ、公園を散策。
緑が多く、中央には川が流れる公園は、天気がいい今日には気持ちがよかった。
公園もあっけなく終わり、時間はまだ夕方前。
時間が微妙にあまり、特にやることもなかったところに映画館を発見したので、
最近やたら広告を見かける「MIB3」を見ようと試みたのだが、
映画は全てドイツ語に吹き替えされているということで当然諦めた。
トマトパスタを作り今日は終了。
それでは写真のハイライトで
特別仕様のシュテファン寺院とその周り
DEMEL
王宮広場
ベートーベン像
市立公園
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