ー 12月4日(Day11) ー
ついに今日で11日間に渡ったアフリカキャンプツアーも終了。
いつも通り早起きをして朝食を食べ、
各自ランチ用のサンドイッチを作ってパックすると、
朝7時から最後のゲームドライブが始まった。
するといきなり遭遇したキリンの大群。
今までのような1頭2頭の世界ではない。
10頭程のキリンの大群がトラックの前を移動していた。
おーーーー、めっちゃいる!!!
あまりの数の多さに大興奮のメンバー。
さすがにこれだけの数のキリンを一度に見るのは初めてだった。
大量のキリンを見送ると、あれだけの数のキリンが移動しているとなると、
何かから逃げて移動してきた可能性がある、と言うダーリントン。
マジで!!!
もしかしたら、BIG5が、、、
そんな期待を胸に移動を開始するも結局大物に出会うことはなかった。
それでもこのエトーシャでライオンと象に出会えたことは大収穫。
アフリカの野生動物をこの目で見れた事がもう感動だった。
ありがとう、エトーシャ。
いつか、オンシーズンの時に是非また来たい。
感謝の気持ちを込め、ノリノリの少年に見送られながらエトーシャ国立公園の門を出た。
これでアフリカの大自然とも、野生動物ともお別れだ。
そう思っていたら、まさかのあいつが再び登場した。
一匹のオスライオン。
ってか、近っ!!!
うちらのトラックのすぐ横を歩くオスライオン。
初日に見たときは少し離れていたため、今回の迫力は前回の比ではなかった。
まさに百獣の王。
いやいやいや、かっこ良すぎるでしょ。
最後の最後にこんな王様に出会えるとは。
やっぱりこのメンバーはツイてるのかもしれない。
やっぱりアフリカ最高!!!
その後は、アフリカ最後の大自然を眺めて、寝て、寝ている人の写真撮って、
笑って、アフリカの新聞読んで、寝て、大型スーパーに寄ってトイレ行って、
アリーとフィリックスにTシャツかっこいいね、って褒められて、
また寝て、午後2時くらいにナミビアの首都ウィントフックに到着した。
ここでみんなお別れ、、、かというとそんなことはなかった。
実は昨日の夜、ダーリントンの呼びかけによって
ウィントフックでみんなと一緒に最後のディナーを食べることが決定していたのだ。
どうやらウィントフックにオススメのレストランがあるらしく、
これは行きたい人だけの任意ディナーなのだが、もちろん行きたくない奴なんて一人もいなかった。
当たり前ながら全員参加。
ということで、ディナーまでの間はここで一時解散。
ここからはこれでツアーを終えるメンバーと、
このままツアーが続行される19日間のツアーのメンバー(残り8日間)とに分かれる事になる。
ツアーを続けるメンバーはキャンプサイトに移動するため、5時にまたここに集合だ。
続けるメンバーは約半分。
ツアーが終わるメンバーは各自荷物を取って今日宿泊するホテルに移動し、
みんなと同じ場所に泊まるうちらはそのままトラックに荷物を残した。
5時までの間はモラと一緒に街をプラプラ。
カフェに行き、お互いの国に行く話で盛り上がったり、
モラの似顔絵を描いてあげたりして、あとはいつも通りたわいのない話。
嬉しいことに英語が上達したことをモラに褒められた。
その後はショップを見たり、スーパーに行ったり、モラがものもらい気味のため薬をもらったり、
最後は5つ星ホテルのヒルトンでお客さんのフリをしながらトイレを借りて、
勝手に外のソファでくつろいでからトラックに戻った。
トラックに乗り込むと、いなくなった人が多い分、
今までよりトラックが随分広く感じることにちょっと寂しくなった。
キャンプサイトに着くとまずはうちらだけチェックイン。
というのもみんなと泊まる場所は一緒でも形が違うのだ。
みんなはキャンプサイトにテントを張り、うちらは個室のロッジ。
うちらだけ個室の前でトラックから降ろしてもらうと、
みんなはその少し先にあるキャンプサイト目指して向かっていった。
ディナーに向かうピックアップが来るまでは部屋でまったり。
時間になり外に出ると、しばらくしてみんなが乗ったバンがやってきた。
みんなでワイワイしながらたどり着いたレストラン。
ここが外観・内装・造り・装飾とかなり凝ったレストランだった。
みんなもあまりのオシャレっぷりにテンションが上がり、
席に着いてメニューを見るとまたテンションが上がってしまった。
なんと肉料理のメニューを見ると、
スプリングボック、オリックス、クロコダイルとエトーシャで見てきた動物達の名前が
書かれている。
えっ、食えんの!?
と驚くと、どうやら普通に食べるらしい。
ということでせっかくなので俺はオリックスのヌードル料理を注文してみることにした。
みんなもそれぞれ色々な肉に挑戦。
料理も飲み物も揃い、みんな思い思いに盛り上がるディナー。
なかでも特に印象に残ったのはダーリントンの話だった。
いつから料理を始めたのかという話から始まり、どんどん堀下がるダーリントンの生い立ち。
小さい時に両親が離婚したためおじいちゃんおばあちゃんに育てられたこと、
10人兄弟くらいの長男のため下の弟や妹のを養ったりしていること、
ガイドになった経緯、ダーリントンのガイドに対する考え、
ツアーに一度出ると何ヶ月も家に帰れないこと、
俺の英語力がなさ過ぎて話の半分くらいしか分からなかったけど、
いつも明るく笑顔のダーリントンとはまた違う一面を見れたことが嬉しかった。
それと同時に自分の英語力のなさがこんなに悔しいと思ったのも初めてだった。
英語が話せればもっと深く話す事ができるのに、
もっと理解出来て気の利いた質問もできるのに、それが悔しかった。
帰ったら英会話やろ。
最後は記念撮影大会にお土産のプレゼント渡し。
ダーリントンとフォーチュンには手拭いを渡し、
デイビットにはうちわをあげた。
予想以上に喜んでくれるデイビット。
デイビットは俺に初めてできた英語で話す友達だ。
まぁ、英語話せないんだけど、デイビットもそんなに話せないところがまた良かった。
そして最後にはモラからうちらへの手紙。
これはめちゃくちゃ嬉しかった。
今まで人にあげる事はあっても、もらうことは初めて。
最後はみんなで抱き合って別れを告げ、宿へと戻った。
ホントに最高のガイド&ドライバーに、最高のメンバーが集まったACACIAツアー。
この旅行の中でもダントツ濃厚で素敵な時間を過ごす事ができた。
そしてデイビットにモラ、この二人に出会えたことがホントに良かった。
次は是非日本orお互いの国で会おう。
アフリカ最高!!!
それでは写真のハイライトで。
最後のゲームドライブ
ウィントフックへ移動
ウィントフック
最後のディナー
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